【年商の差】実体験・「年商1000万円」と「年商5000万円」の違いは?当時の”自分の動き”や”周りを見ている時”のポイント!
2025.8.1
75

- 代表取締役浦谷 将太
- 南山大学を卒業後、Web制作、AIチャットボットKUZEN、アプリ受託開発、ITコンサルティング事業に累計約6年間携わり、営業経験は約10年。
2021年に株式会社Desafiosを設立し、Webアプリ開発、セールスマーケティング支援、コンサルティング、DX支援事業を行う。
アプリ開発やWeb制作プロジェクトでは、PMやPMO、コンサルタントとして、プロジェクトマネジメントやコンサルティング、COO代行業務などを担当し、クライアントの目標達成に向けて尽力している。受託案件実績は200件以上。
2022年より不動産賃貸業を開始。累計19棟の戸建てを取得し、自社で宅建業も展開。金融機関12行との取引実績を持ち、累計調達額は7,470万円に達する。
カスタマーサクセスの精神を大切にしながら、顧客のビジネス成長を支援。
- 所有資格
- 宅地建物取引士、日商簿記2級
目次
-
はじめに
-
年商1000万円時代の動きとは?
-
年商5000万円を超える人の「共通点」
-
「自分が稼働するか否か」の壁
-
レバレッジを効かせる戦い方
-
「積み上がるビジネス」と「積み上がらないビジネス」
-
KPIと逆算思考の重要性
-
特殊能力はいらない。必要なのは“設計力”
-
まとめ:5000万円のステージに行くための視点
1. はじめに
今回は、「年商1000万円」と「年商5000万円」の間にある“見えない壁”について、
自分自身の実体験と周囲の経営者たちを見て感じたことをベースに解説していきます。
もし、あなたがいま年商1000万〜2000万円のゾーンにいて
「ここからどうやってもう一段上に行くのか?」と悩んでいるなら、きっとヒントになる内容です。
2. 年商1000万円時代の動きとは?
まず、年商1000万円を突破するまでの動きは、
比較的「自分ががっつり稼働する」ことで達成可能なフェーズです。
例えば、副業でコツコツ頑張っていたり、会社員をしながら空いた時間で案件をこなしていたりする状態。
この時期は、スキルや営業力に頼る部分も大きく、
いわば「自分の時間を切り売りして売上をつくる」という構造です。
それでも、一定の努力と成果が結びつきやすく、比較的“再現性”があります。
とはいえ、時間は有限です。どれだけ頑張っても1日24時間という枠は超えられません。
3. 年商5000万円を超える人の「共通点」
年商5000万円に到達している人を見ると、圧倒的に「フルコミット」している人が多いです。
副業感覚ではなく、本業として一点突破している。
特に、不動産投資や事業家として成功している人たちは、
会社を辞めてその事業一本に絞っているケースが大半。
年商5000万円以上を目指すには、「いつかではなく、今」
フルコミットできる体制にシフトする必要があります。
4. 「自分が稼働するか否か」の壁
ここで重要になるのが、「自分がどこまで稼働するのか」という視点です。
パターンとしては主に以下の3つに分かれます:
-
自分がフル稼働していて、組織はない
-
自分もある程度稼働していて、組織もある
-
自分はほぼ稼働せず、組織や仕組みで回している
年商1000万レベルだと、①の「自分が全部やる」ケースが多いですが、
5000万円以上になると②や③のケースがほとんどです。
「自分一人の力」だけでは超えられない壁がある。
それを超えるためには、組織化やシステム化、外注など“他人の力”を活用することが必要になります。
5. レバレッジを効かせる戦い方
年商を一気に引き上げるには、「レバレッジ=てこの原理」を活用する必要があります。
これは、“少ない労力で大きな成果を得る仕組み”のこと。
以下のようなレバレッジ手法があります:
-
1対複数型のサービス(セミナー・講座)
-
ITツールの活用(自動化・業務効率化)
-
不動産投資(仕組みによる収入)
-
自社コンテンツ(教材やWebサービス)
-
外注化・仕組み化・チーム体制の強化
たとえば、1on1のコンサルティングだけでは時間の上限がありますが、
セミナーやグループ講座にすれば同じ時間で何倍もの売上が立ちます。
不動産も同様で、2年前に買った物件が、今も安定的に家賃収入を生み出し続けている。
つまり、「過去の行動」が今も利益を生み出す構造になっているのです。
6. 「積み上がるビジネス」と「積み上がらないビジネス」
ここで重要なのが、「今やっていることが積み上がるビジネスなのか?」という視点です。
たとえば、SES(システムエンジニアリングサービス)のように、
時間単価で契約するビジネスモデルは、どれだけ頑張っても上限があります。
仮に月240時間働いたとしても、物理的な上限はすぐに来てしまう。
そのままでは5000万円には届きません。
一方で、同じSESでも「自分が営業し、仲間をアサインしていく」モデルに転換すれば、
組織の売上として積み上がる構造になります。
つまり、「積み上がる構造に変換する」ことがポイントです。
7. KPIと逆算思考の重要性
次に大事なのが「逆算思考」です。
「年商5000万円に行きたい」と思ったときに、年・月・日単位でブレイクダウンしていく。
例えば…
-
年間2000時間稼働できると仮定
-
年商5000万円を稼ぐなら、時給換算で約25,000円
-
1日8時間稼働なら、日給20万円必要
このように、「いくらで何を何件売れば達成できるのか?」を数字で逆算すると、現実味が湧きます。
また、KPI(重要業績評価指標)を設定することも効果的です。
-
面談20件で1件受注
-
単価100万円の案件を月1本受注
-
年間12本で年商1200万円
これを5人のチームでやれば、年商6000万円になります。
8. 特殊能力はいらない。必要なのは“設計力”
YouTubeやSNSで見る成功者を見ると「あの人は特別だ」と思ってしまいがちですが
実際には“集中する時間”は皆同じです。
何が違うかといえば、“戦い方”と“設計力”です。
例えば、「物件を買って家賃収入を得る」という仕組みは、
過去の行動が現在と未来に利益をもたらす典型例。これは時間的レバレッジであり
資産的レバレッジです。
どんな戦い方でどのゲームに挑んでいるか。そのスコアリング(収益の出方)が違うだけです。
9. まとめ:5000万円のステージに行くための視点
最後に、年商5000万円を目指す上での「視点の整理」をまとめます。
✅ フルコミットできる状況を整えているか?
副業ではなく「本業」として、時間もリソースも集中させられる環境が必要です。
✅ レバレッジは効いているか?
「1対1」から「1対複数」へ、「手作業」から「仕組み化」へ移行できているか?
✅ 自分が動くモデルか、組織が回すモデルか?
自分が動き続けないと売上が立たないモデルから脱却できているか?
✅ KPIと逆算思考があるか?
「数字で目標を割り戻し、今やるべき行動が明確化」されているか?
おわりに
年商1000万円から5000万円へとステージを上げるには、気合や根性だけでは限界があります。
必要なのは、設計・逆算・仕組み化・レバレッジ。
これは「センス」ではなく「再現性のある戦略」です。
ぜひ、あなた自身のビジネスに置き換えて、どのポイントから強化していくのかを考えてみてください。
もしご質問や具体的な相談があれば、ぜひお気軽にご連絡ください。
※こちらの記事は、2025年5月頃に撮影しました下記弊社YouTube動画を元に作成しております。
【年商の差】実体験・「年商1000万円」と「年商5000万円」の違いは?当時の”自分の動き”や”周りを見ている時”のポイント!
各お問い合わせや、無料お見積りのご依頼はお問い合せフォームよりお願いします。
私たちと一緒に働きませんか?現在、新しいメンバーを募集しております。詳細はこちらをご覧ください。
株式会社Desafios
営業代行から要件定義・開発・デザイン・マーケティング支援まで、ワンストップでサービスを展開。
お客様のビジネスの成長に貢献いたします。
- 浦谷 将太
公式LINEアカウント - 営業や事業経営の相談など、こちらの公式LINE追加から人数限定で無料対応プレゼントいたします。
LINE限定動画も今後作成を進めていく予定です。