【営業職】買って恩恵を受けたもの3選!無料なものには落とし穴がある?夜のお店でも学べることは多い?
2025.7.4
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- 代表取締役浦谷 将太
- 南山大学を卒業後、Web制作、AIチャットボットKUZEN、アプリ受託開発、ITコンサルティング事業に累計約6年間携わり、営業経験は約10年。
2021年に株式会社Desafiosを設立し、Webアプリ開発、セールスマーケティング支援、コンサルティング、DX支援事業を行う。
アプリ開発やWeb制作プロジェクトでは、PMやPMO、コンサルタントとして、プロジェクトマネジメントやコンサルティング、COO代行業務などを担当し、クライアントの目標達成に向けて尽力している。受託案件実績は200件以上。
カスタマーサクセスの精神を大切にしながら、顧客のビジネス成長を支援。
- 所有資格
- 宅地建物取引士、日商簿記2級
目次
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はじめに:営業歴10年の僕が“買ってよかった”と断言するもの
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①講座ビジネスで得た恩恵と仕組みの裏側
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②不動産営業から学んだ「スモールスタート」の極意
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③キャバクラに学ぶ“営業の本質”とは?
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詐欺と営業の違いは「買った後」に表れる
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「買う側の経験」が営業を最強にする理由
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まとめ:営業職が“本当に買ってよかった”と語れる商品を作ろう
1. はじめに:営業歴10年の僕が“買ってよかった”と断言するもの
営業経験も10年以上になり、安価な商品から数百万円単位の高額商品まで幅広く売ってきました。
その中で「売る」側としてのスキルだけではなく、「買う」側としても、
たくさんの営業に触れてきました。
だからこそ、営業トークの裏側も構造もある程度わかる。
結果として、僕自身は“営業されるのがあまり好きではない”人間でもあります。
それでも、「これは本当に買ってよかった!」と感じたものがいくつかあります。
しかもそれらは、営業という仕事に就いている人なら“間違いなく学びになる”と断言できるものです。
今回はその中から特に印象的だった3つを紹介しながら、
「なぜ良かったのか?」を深掘りし、営業やビジネスに活かせる視点をお伝えします。
2. ①講座ビジネスで得た恩恵と仕組みの裏側
最初にご紹介したいのが「ある講座ビジネス」です。
テーマはSNSマーケティングや独立・起業支援。
Facebookで見かけた投稿から始まりました。
▽SNSマーケティングでの導線設計が秀逸だった
タイムラインに現れるのはキラキラした日常の投稿。
高級な食事、家族との時間、キャンプ…
「この人、楽しそうに生きてるな」という印象が強く残るものでした。
「楽しそうな人=儲かっている」
そんな無意識の連想が、自然とこちらの興味を引き寄せるんですよね。
その人のストーリーを見ているうちに、無料セミナーの案内が流れてきて、ふと参加してみたんです。
▽セミナーで明らかになった“課題解決”の提示力
そのセミナーがめちゃくちゃ良かった。
自分が当時抱えていた課題を「どうやって解決できるのか?」を
心理学の知見も交えて丁寧に見せてくれた。
クロージングの際には、潜在意識に訴えかけるような設計が組み込まれていて、
完全に「買いたいモード」に。
正直、営業の裏側を理解している僕でも「これはすごい」と思ってしまうほどの完成度で、
結果的に参加を決めました。
▽アフターサポートの神対応で“価値の証明”が完了
そして素晴らしかったのはその後。
デリバリー(商品提供)やサポートが想像以上に手厚く、買った直後より
「買ってからの満足度」がどんどん上がっていったんです。
こういう体験は営業職にとって非常に大切。
売ったら終わり、ではなく、「売ったあとで真価が問われる」。
3. ②不動産営業から学んだ「スモールスタート」の極意
次に紹介したいのは不動産営業での経験です。
当時、「アパート1棟買いたいな…」という気持ちはあったものの
金額が大きすぎて正直ビビっていました。
3,000万円クラスの買い物なんて、人生初ですからね。
そんな僕の心理を見抜いた営業マンはこう提案してきました。
「まずは300万円台の中古戸建から始めませんか?」
この提案が非常に秀逸でした。
▽比較のフレームで“安く見せる”心理テクニック
3,000万円を検討していた頭には、300万円はめちゃくちゃ安く見える。
これは「アンカリング効果」という心理学でも有名なテクニックで、
最初に高額なものを見せておくことで、それ以下が“お得”に見えるという手法です。
さらにこの営業マンは、ただ売るのではなく僕の「不安」を理解した上で、
解決策として“スモールスタート”を提案してきました。
これは単なる売り込みではなく、“信頼構築”として最高の手法です。
4. ③キャバクラに学ぶ“営業の本質”とは?
最後はちょっと異色かもしれませんが、「キャバクラ」です(笑)
ここで学べたのは「人の気持ちを読んで最適解を出す」=営業の本質に通ずるということ。
たとえば、ある夜に複数人でキャバクラに行ったときのこと。
僕が指名した女の子が、他のメンバーをさりげなく盛り上げるような立ち回りをしてくれました。
▽“相手の目的”に寄り添う力
そのとき僕が望んでいたのは、仮想恋愛でもなく、みんなが楽しくなる空間を作ること。
女の子はその意図を察して、自分のポジションを演じきってくれたんです。
結果、会計も跳ね上がりましたが、全員が満足し、誰も“払った感”がなかった。
これって、営業の現場でも同じですよね。
5. 詐欺と営業の違いは「買った後」に表れる
ここまで紹介してきた3つの体験に共通して言えるのは、
「買った後に価値が証明されるかどうか」という点。
詐欺的なものは、買った瞬間がピークです。
一方、優れた営業は「買ったあとがスタート」。
だからこそ、営業職としては「買った後の体験設計」を徹底的に考える必要があります。
6. 「買う側の経験」が営業を最強にする理由
営業が上手くなりたいなら、「買う側の経験」を増やすのが一番の近道です。
「なぜ自分は買ってしまったのか」
「なぜこれは良い買い物だったのか」
「なぜあれは後悔しているのか」
これを自己分析できる人は、営業現場でも相手の気持ちが読めるようになります。
特に、心理や行動経済学などの知識とリンクさせると、
まるで地図のようにお客様の心の中が見えてきます。
7. まとめ:営業職が“本当に買ってよかった”と語れる商品を作ろう
最後に。
営業という仕事は、売るだけではなく“相手の満足”をデザインすることです。
僕が今回紹介した3つの「買って良かったもの」に共通していたのは、
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自分の不安を理解してくれていたこと
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無理やり感がなく、自然に欲しくなっていたこと
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買った後の価値提供が、むしろ本番だったこと
営業は詐欺ではないし、押し売りでもない。
「お金を払ってでも欲しいと思ってもらえる体験を設計すること」。
そしてそれは、キャバクラであれ、SNS講座であれ、不動産営業であれ、変わらない本質です。
ぜひあなたの営業にも、この視点を取り入れてみてください。
※こちらの記事は、2025年5月頃に撮影しました下記弊社YouTube動画を元に作成しております。
【営業職】買って恩恵を受けたもの3選!無料なものには落とし穴がある?夜のお店でも学べることは多い?
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