他社に勝てる『お見積』とは?

2024.8.21

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他社に勝てる『お見積』とは?

※こちらの記事は、2023年4月頃に撮影された下記弊社YouTube動画元に作成しております。

 

【IT受託営業④】他社に勝てる『お見積』とは!?この方法で年商6,000万円?

 

今回も「IT受託営業」について浦谷代表と営業担当の鈴木さんでディスカッションしていきます。

他社に勝てる、お客様に選ばれる御見積とは?営業のプロ浦谷代表が伝授いたします。

 

浦谷

お見積もりについてですが、

正直に話すと僕たちもまだ試行錯誤してるところですね。

まだまだ研究中です。

 

お見積っていうのはどれだけヒアリングできてるのかっていうのがすごい重要で

最近あった例ですと

不動産の方でリフォームを100万ぐらいで考えてたんですが

業者さんから1000万ぐらいの見積もりが出てきたんです。

 

こちらは100万しか予算ないのに

1000万円っていうのは交渉の余地もないと思うんですね。

相手にも失礼ですし。

そういうことが起こらないようにするには、やっぱりヒアリングなんです。

 

そこでちゃんとヒアリングができていないと、

全員の時間を無駄にしちゃうんです。

 

例えばその1000万の見積もりは適正だったと思いますし

ちゃんとした見積もりだったんですよ。

なので、それを作ってくれた人の時間も無駄にしてしまったし

それを見る僕の時間も無駄になったと思うんです。

鈴木

そうですね。

浦谷

でもこれって僕も営業するときにやっちゃいがちなんですよ。

 

相手の予算をちゃんと聞かずに、とりあえず見積もり作って

見てくださいってしちゃいがちなんですけど

予算100万しかない人に何百万何千万って絶対通らないんです。

 

お見積もりについて大事なのは、

細かく注意事項・ルール・前提・条件などを記載することだと思います。

 

これは初心者だったりとか、

営業にあんまり重きを置いてない人はやらないことが多いですし

最近までは僕もそうだったんですけど。

概算見積もりを一式とかで出しちゃうんですよ。

 

発注者からすると見積もりは細ければ細かいほど安心しますし

ここに発注したらどれだけやってくれて

どういう条件があるのかっていうのは

提案する側からも制限しちゃった方がいいかなと思ってます。

鈴木

なるほど。

浦谷

例えば、飲食店に行ったとして「ラーメンは500円~1,200円です」って言われたら「500円なのか800円なのか1,200円なのかは店側が決めてよ」ってなると思うんです。

なので、松竹梅とかでプランを用意すればお客さん側が選べるし

「ちょっとここ削ろうかな」みたいな話もできたりするんで

リソースに余裕がある人は何パターンか提案するっていうのはすごい大事ですね。

 

もっと言うと、アプリ開発の見積もりって正直に言うと見積もれないんですよね。

無料でやらないといけない部分だし、めちゃめちゃスコープが広かったりとか

要件によってスコープがすごくブレたりしてしまうので…。

 

なので、お見積書を作る段階から準委任契約で

コンサルティングとして入っていくみたいな方が

発注側は正しい見積もりを獲得できるかなと思います。

鈴木

たしかにそうですね。

浦谷

いきなり1000万近くの概算見積もりを無料の範囲内で細かく作ってください

と言われても、対応できるベンダーは多分少ないと思ってて

みんな概算で出しちゃって納品のところで揉めるみたいなのがあるあるですね。

 

なので、営業側からそういったところはしっかり説明した方がいいですね。

鈴木

わかりました。

浦谷

あと、これは不動産で学んだことなんですけど、

お金ってすごく揉めるじゃないですか。

言うことがコロコロ変わったりとか、後から変なこと言われたりとかしたら

みんな嫌だと思うんですよ。

 

なので、お見積もりと案件に入る前に細かく決めれるだけ決めていく。

「スケジュールはどうなのか」「予算はどういう時に変動するのか」

「スケジュール遅れた時はどうすればいいのか」

「もし途中でプロジェクト中止になったらどれぐらい報酬もらえるのか」とか

細かく決めていくのがやっぱり大事だなと思いますね。

 

初心者の人であれば、

上司や先輩に相談しながら作っていくっていうのがすごく大事です。

 

あともう一つ、例えば鈴木さんがお客さんで僕が営業だったら

事前に鈴木さんにデメリットやリスク、進め方を話しているのであれば

それは説明です。

 

ただ、鈴木さんが僕に発注してくれた後に

「実はこういうリスクがありまして…」と言うのは、言い訳になってしまいます。

 

これは僕も過去に何回も失敗してるんで

ちゃんと理解した方がいいかなと思いますね。

株式会社Desafios

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浦谷 将太
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