【元請で受託する方法】年商1000万円超!直案件の道
2025.5.15
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- 代表取締役浦谷 将太
- 南山大学を卒業後、Web制作、AIチャットボットKUZEN、アプリ受託開発、ITコンサルティング事業に累計約6年間携わり、営業経験は約10年。
2021年に株式会社Desafiosを設立し、Webアプリ開発、セールスマーケティング支援、コンサルティング、DX支援事業を行う。
アプリ開発やWeb制作プロジェクトでは、PMやPMO、コンサルタントとして、プロジェクトマネジメントやコンサルティング、COO代行業務などを担当し、クライアントの目標達成に向けて尽力している。受託案件実績は200件以上。
カスタマーサクセスの精神を大切にしながら、顧客のビジネス成長を支援。
- 所有資格
- 宅地建物取引士、日商簿記2級
目次
・はじめに:なぜ今、元請で直案件を取るべきか?
・受託案件の基本構造と「元請」と「下請」の違い
・脱エージェントを目指す理由
・元請になるための3つのステップ
ステップ1:案件を得る仕組みを自分で作る
ステップ2:提案力を磨く
ステップ3:失敗から学び、成長を重ねる
・成功への投資とは?エージェント手数料の再分配戦略
・提案力こそが最強の営業武器
・元請化のために僕がやってきたリアルな行動
・おわりに:自由な働き方と年商1000万円の実現に向けて
1. はじめに:なぜ今、元請で直案件を取るべきか?
フリーランスとして働いていると、
「エージェントを介さずに、直で仕事を取りたい」
「もっと自由に稼働量を調整したい」「年商を上げたい」という声をよく聞きます。
結論から言えば、元請(直案件)を取ることができれば、自由度も収入も一気に上がる。
しかし、その分リスクも増えるし、やるべきことも増える。
この記事では、僕自身が試行錯誤しながら築いてきた「元請として受託する方法」を、
ステップごとに具体的に解説します。
2. 受託案件の基本構造と「元請」と「下請」の違い
まず、誤解の多い「受託案件」について整理しておきましょう。
● 業務委託と受託の違い
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業務委託(準委任契約):時間単位で報酬が発生。
たとえば「時給3000円で月160時間稼働」など。
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受託(請負契約):成果物に対して報酬が発生。
「ホームページ制作100万円」など。
● 元請(直請け)と下請の違い
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元請(直請け):クライアントと直接契約。納品や進行もすべて自分が主導。
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下請:他社(元請)から依頼を受けて動く立場。意思決定や収益の一部が制限される。
元請になることで「価格設定の主導権」「プロジェクトの裁量」
「クライアントとの関係構築」など、すべてをコントロールできます。
3. 脱エージェントを目指す理由
エージェントは営業・案件獲得・契約処理などを代行してくれる便利な存在です。
ただし、以下のようなデメリットもあります。
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手数料が高い(20〜30%)
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稼働量の自由が少ない
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直接の信頼関係が築きにくい
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クライアントへの提案の自由度が低い
僕自身も以前はエージェントを使っていましたが、
「自由が欲しい」「自分のビジネスを構築したい」と思い、元請化の道を選びました。
4. 元請になるための3つのステップ
元請になるには、以下の3つのステップが不可欠です。
ステップ1:案件を得る仕組みを自分で作る
「いきなり誰かが直で依頼してくれる」なんてことは基本的にありません。
だから、自分から接点を作るための仕組みや活動が必要です。
方法例:
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異業種交流会に参加する
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クラウドソーシング(初期実績作りに有効)
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知人・友人経由の紹介をもらう
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自社ホームページやポートフォリオを整える
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お金を払って案件紹介サービスを使う
最初は「お金を払ってでも相談を得る」という視点が必要です。なぜなら、
エージェントに払っている手数料を自分で投資に回すだけだからです。
例:エージェントが20万円の手数料を取っているなら、その分を自分の営業やマーケに投資すればいい。
ステップ2:提案力を磨く
元請になるには、「選ばれる力」が必要です。
いくら問い合わせが来ても、提案力が低ければ受注はできません。
クライアントが見ているポイント:
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信頼できるか(音信不通にならないか)
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実績があるか
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問題解決力があるか
-
違いが明確か(なぜこの人なのか)
提案のコツ:
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実績だけでなく「結果と効果」まで伝える
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類似事例を用意して安心感を与える
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ロジックと感情の両方に訴える
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見積もりと納期に根拠を持たせる
提案は「営業」ではなく「信頼構築」。これができないと、
どれだけ案件と出会っても意味がありません。
ステップ3:失敗から学び、成長を重ねる
僕も最初から元請としてうまくやれていたわけではありません。実際には…
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提案してもスルーされる
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見積もりで失敗して赤字
-
案件が飛んで売上ゼロ
そんな失敗の中で、「何が足りなかったのか」を毎回検証して修正してきました。
学びの方法:
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コンサルに相談する(僕は実際に複数名に頼みました)
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同業者に質問しまくる
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営業やマーケティングの書籍を読む
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提案文をテンプレ化して改善を繰り返す
そして、これらは「支出」ではなくすべて投資です。
月に20万円収益が増えるなら、5万円のコンサル料なんて安いものですよね。
5. 成功への投資とは?エージェント手数料の再分配戦略
たとえばエージェントを通じて「月80万円」で稼働している場合、
エージェントは「100万円」で請けている可能性が高いです。
年間で見ると差額は240万円。この240万円を「自分が営業・提案に使うコスト」
として再配分すれば、自分が元請になる準備が整います。
エージェントの代わりに、自分でマーケティング投資する発想が大事です。
6. 提案力こそが最強の営業武器
元請で仕事を取るには、「自分が選ばれる理由」を明確に伝える提案力が必要です。
しかも、元請で高額受注(たとえば1000万円規模)を目指すなら、
信頼だけでなく差別化・安心感・実現力の総合力が問われます。
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クライアントが何を不安に思うか
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どんな提案が他社と違うと感じられるか
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実績や保証でどれだけ説得力を増せるか
このあたりを自分の「型」にするまで鍛え続ける必要があります。
7. 元請化のために僕がやってきたリアルな行動
僕がこれまでやってきたことを一部紹介します。
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提案文を何度も練り直し、フィードバックを受ける
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案件ごとにヒアリングシートを作成
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コンサルに30万円以上投資して営業を学んだ
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案件紹介サービスに毎月数万円を投資
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異業種の人と交流して新たな相談を受ける機会を作る
全て「失敗しながらも前に進む」プロセスの中で学びました。
8. おわりに:自由な働き方と年商1000万円の実現に向けて
元請として直案件を取れるようになると、収入が上がるだけでなく、働き方の自由度が一気に上がります。
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稼働時間を自分で調整できる
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好きな案件だけを選べる
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ブランド価値が高まり、紹介が増える
もちろん、最初は大変です。自分で営業して、提案して、納品して…と
全部自分でやる必要があります。
でも、それを超えた先に「自分のビジネスを創る」という、
会社員や下請では得られない醍醐味があります。
ぜひ、この記事をきっかけにあなたも「元請化」を目指してみてください。
ご相談受付中
もし「どうやって提案をすれば良いかわからない」「営業の仕組みを一緒に考えてほしい」などあれば、
お気軽にご相談ください。僕自身が実際に経験してきたからこそ、リアルにアドバイスできると思います。
※こちらの記事は、2025年4月頃に撮影しました下記弊社YouTube動画を元に作成しております。
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