【FIREの見解】FIREすることは本当に幸せなのか?経営者浦谷の見解とは?

2025.6.2

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【FIREの見解】FIREすることは本当に幸せなのか?経営者浦谷の見解とは?
代表取締役浦谷 将太 
南山大学を卒業後、Web制作、AIチャットボットKUZEN、アプリ受託開発、ITコンサルティング事業に累計約6年間携わり、営業経験は約10年。
2021年に株式会社Desafiosを設立し、Webアプリ開発、セールスマーケティング支援、コンサルティング、DX支援事業を行う。
アプリ開発やWeb制作プロジェクトでは、PMやPMO、コンサルタントとして、プロジェクトマネジメントやコンサルティング、COO代行業務などを担当し、クライアントの目標達成に向けて尽力している。受託案件実績は200件以上。
カスタマーサクセスの精神を大切にしながら、顧客のビジネス成長を支援。
所有資格
宅地建物取引士、日商簿記2級

目次

  1. はじめに:FIREとは何か?

  2. FIREへの誤解と現実

  3. 経営者・浦谷が考える「経済的自由」の本質

  4. FIREの魅力とは?自由な時間と選択の価値

  5. FIREの落とし穴:完全リタイアは本当に目指すべきか?

  6. 「働かなくていい」より「働きたくて働く」状態を

  7. FIREと仕事の幸福度

  8. 限りなくFI(経済的自由)を目指す意味

  9. FIREの先にある「本当にやりたいこと」

  10. おわりに:FIREとは「自由の選択肢」を得ること


1. はじめに:FIREとは何か?

FIRE(Financial Independence, Retire Early)は、

日本語で「経済的自立と早期リタイア」と訳される概念です。

「早くお金を貯めて、働かずに自由な生活を手に入れる」──

そんな夢のようなライフスタイルに、多くの人が憧れを抱きます。

しかし、「FIREしたい」と考える背景には、

「仕事がつらい」「毎日がしんどい」という“現実からの逃避”もあるのではないでしょうか。

このブログでは、実際に会社経営をしている私、浦谷の立場から、FIREについての見解をお伝えします。


2. FIREへの誤解と現実

まず、FIREという言葉は、表面的に理解されがちです。
「FIRE=脱サラして悠々自適に暮らすこと」
「FIRE=不労所得で生きること」
このようなイメージを持つ人が多いのですが、果たしてそれが本質でしょうか?

経済的自由(FI)を得るということは、働かなくても生活できる状態を指します。

しかし、それだけでは「本当に幸せ」とは言い切れないのです。


3. 経営者・浦谷が考える「経済的自由」の本質

私自身、経営者として日々ビジネスに取り組んでいますが、

「働かなくても生きていける状態」を目指すことは素晴らしいことだと感じています。

しかし、それが「何もしない」という意味になるのであれば、むしろつらくなる可能性もあります。

なぜなら、「やりたいことがない状態で自由を得る」ことほど、苦痛なものはないからです。


4. FIREの魅力とは?自由な時間と選択の価値

FIREの最も大きな魅力は、「時間の自由」が手に入ることだと私は思います。
たとえば、好きな時に海外へ行けること。私も過去に1年半、海外で暮らしていたことがあり、

その時に「時間が自由であることの価値」を痛感しました。

週末だけの旅行では味わえない、現地に長期滞在するからこそ感じられる「生活」の感覚。

これこそが、FIREによって得られる真の自由だと考えています。


5. FIREの落とし穴:完全リタイアは本当に目指すべきか?

ただし、現実的に完全リタイアを目指すとなると、非常にハードルが高いです。

たとえば、夫婦でFIREを目指すとしたら、数億円単位の資産が必要になります。
そして、不動産や株式などの投資には、常にリスクがつきまといます。
地震や災害、金融ショック……何が起こるかは予測できません。

つまり、「何もしなくて済むだけの資産」を目指すことは、現実的にはかなり困難です。


6. 「働かなくていい」より「働きたくて働く」状態を

私が目指しているのは、完全なFIRE(引退)ではありません。
「やらなくてもいいけど、やりたいから仕事をする」という状態です。

この感覚は、仕事そのものを“義務”から“選択”に変えてくれます。
「この人とは働きたい」「この仕事は価値があるからやりたい」

──そう思える状態は、非常に健全で、自分の人生を豊かにしてくれると思います。


7. FIREと仕事の幸福度

最近読んだ書籍にも書かれていましたが、「仕事から得られる幸福感」は実は非常に高いのです。
人は感謝されることで自己肯定感が高まり、生きがいを感じるようになります。

つまり、FI(経済的自由)を得た状態で仕事を続けることは、単なるお金のためではなく、

「価値提供」を目的とした働き方に変わります。

これが、本当の意味での“幸せな働き方”ではないでしょうか。


8. 限りなくFI(経済的自由)を目指す意味

完全なFIREではなくても、FIに近い状態を目指すことには大きな意味があります。

なぜなら、FIがあることで、「選べる自由」が手に入るからです。
・やりたくない仕事は断れる
・付き合いたくない相手とは関係を切れる
・長期で休むという選択肢も持てる

これらはすべて、自分の人生のハンドルを自分で握るための武器となります。


9. FIREの先にある「本当にやりたいこと」

FIREを目指す人の多くが、「FIREしたらどうするか?」を考えずに動いてしまいます。
これは非常にもったいないことです。

大切なのは、FIREの先に何をしたいのかを明確にすることです。
やりたい仕事に集中するのか、家族との時間を増やすのか、ボランティアや教育分野に貢献するのか──

目標を持つことで、FIREは“ただの逃避”から“目的ある選択”になります。


10. おわりに:FIREとは「自由の選択肢」を得ること

FIREとは、「自由に選べる状態をつくること」だと私は考えています。
必ずしも“働かないこと”が正義ではありません。


働きながら経済的自由を得ることも十分可能ですし、その方が幸福度は高いかもしれません。

「嫌だから逃げる」のではなく、「どうありたいか」を自分で選べるようになる。
それが、FIREの真の意味だと私は思っています。


FIREを目指すこと自体は悪くありません。

しかし、その“本質”を見誤ると、手に入れた自由が空虚なものになる可能性があります。

ぜひ、皆さんも「FIREの先にある目的」をしっかり見据えて、

自分なりの理想の働き方・生き方を考えてみてください。

 

※こちらの記事は、2025年4月頃に撮影しました下記弊社YouTube動画を元に作成しております。

 

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