【絶対ダメ】この条件に当てはまったら受注するな!年商1000万円超えたら注意すべきこと!

2025.7.1

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【絶対ダメ】この条件に当てはまったら受注するな!年商1000万円超えたら注意すべきこと!
代表取締役浦谷 将太 
南山大学を卒業後、Web制作、AIチャットボットKUZEN、アプリ受託開発、ITコンサルティング事業に累計約6年間携わり、営業経験は約10年。
2021年に株式会社Desafiosを設立し、Webアプリ開発、セールスマーケティング支援、コンサルティング、DX支援事業を行う。
アプリ開発やWeb制作プロジェクトでは、PMやPMO、コンサルタントとして、プロジェクトマネジメントやコンサルティング、COO代行業務などを担当し、クライアントの目標達成に向けて尽力している。受託案件実績は200件以上。
カスタマーサクセスの精神を大切にしながら、顧客のビジネス成長を支援。
所有資格
宅地建物取引士、日商簿記2級

目次

  1. はじめに:なぜ「受注しない勇気」が必要なのか?

  2. 危険な発注者の特徴とは?

    • 高圧的な態度の発注者

    • ピントがずれている発注者

    • 分割払いを強調してくる発注者

    • 呼び捨てで人を扱う発注者

    • 嘘をつく発注者

    • やたら詰めてくる発注者

    • 自分の利益しか考えていない発注者

    • 無料での依頼を当然とする発注者

    • 与信が見えないビジョナリー型の発注者

  3. 「発注力」はあるか?営業視点での線引き

  4. よくある誤解:ビジョンに惚れても支払いは別問題

  5. 最後に:成功よりも「守り」の判断が未来を作る


1. はじめに:なぜ「受注しない勇気」が必要なのか?

年商1000万円までは、「とにかくやる」「どんな仕事でも受ける」が最適解だったと思います。

営業をかけ、仕事を取り、なんでも経験して実力をつける時期です。

しかし、その先に進もうとするタイミングでは、真逆の判断が必要になる時があります。

それが――**「あえて受注しない」**という決断です。

これは実体験からの強い教訓でもあります。

今回は、私自身が「これは受けなきゃよかった…」と思った案件の特徴と、

年商1000万円を超えたフリーランス・中小企業経営者が絶対に気をつけるべきポイントをシェアします。


2. 危険な発注者の特徴とは?

高圧的な態度の発注者

これは最も分かりやすく、かつ最も避けるべきタイプです。

特に組織を作っていくフェーズでは、自分以外の仲間が対応する場面も増えます。

自分には耐えられても、部下や外注さんがダメージを受けたら、それは会社として「損失」です。

高圧的な態度で接してくる人は、たいてい他人を軽んじています。

トラブル率も高く、精神的消耗も大きい。結果、会社全体のパフォーマンスに悪影響を与えます。

ピントがずれている発注者

話が通じない、説明しても理解されない。

そんな人との仕事は、思った以上に疲弊します。

「なんかおかしいな」と感じたら、契約前に徹底的に確認すべきです。

合意形成ができないまま契約してしまうと、あとはクレーム地獄。

案件の途中で「これって違くない?」が連発され、どんどん工数が増えていく…地獄の始まりです。

分割払いを強調してくる発注者

分割自体は悪ではありません。

ただ、過度に「今回は分割で…」と食い下がるケースには要注意。

支払能力のリスクもありますが、資金管理ができていないことが見え隠れしていることも多いです。

決算書や実績を見たうえで判断しましょう。

呼び捨てで人を扱う発注者

立場に関係なく、名前を呼び捨てにしてくる人は危険です。

外注やパートナーへのリスペクトが欠如している可能性があります。

こうした小さな違和感は、いずれ大きなトラブルの予兆になります。

嘘をつく発注者

これも明確にNGです。

たとえば「予算はある」と言いながら後で「実は予算が…」とブレる、

「決済権がある」と言ってたのに「確認取れませんでした」など、嘘が重なる相手との仕事は破綻します。

「答えたくない」は許容範囲ですが、「嘘をつく」はアウトです。

やたら詰めてくる発注者

詰める=立場の上下を利用して圧をかけてくる。

これは自分のパフォーマンスが落ちる最大要因です。

失敗したときに叱責されるのは当然としても、通常の業務でも圧をかけてくるような人は、

長期的に付き合うべきではありません。

自分の利益しか考えていない発注者

こちらの利益や立場に一切配慮せず、「とにかくタダで」「とにかく安く」みたいな人も一定数います。

そういう人は「調べるだけ」「とりあえず提案だけ」といった形で、無料で労力を使わせてきます。

最終的には発注もされず、ただ疲弊するだけ。

このタイプは発注力も低いことが多く、営業効率も最悪です。

無料での依頼を当然とする発注者

「とりあえず無料でやってくれませんか?」というのは、信頼関係がゼロの段階では成立しません。

あくまで、信頼があってからのおまけレベルの施策。

最初から無料を前提にしてくるのは、「あなたの時間に価値はない」と言っているのと同じです。

与信が見えないビジョナリー型の発注者

スタートアップ支援や開発をしていると、必ず出てくるのがこのタイプ。

  • 壮大なビジョン

  • 実績ゼロ

  • 資金の出所が不明

  • 収支計画がない

ビジョンは熱くて素晴らしい。でも、こちらも事業です。

支払いがなければどんなにビジョンがあっても意味がないのです。


3. 「発注力」はあるか?営業視点での線引き

一つの指標として、「この人は発注力があるか?」を見極めることは非常に重要です。

発注力とは、単にお金を持っていることだけではありません。

決裁スピード、交渉姿勢、契約後の信頼性――これらすべてが合わさって「発注力」となります。

発注力がある人には、こちらからギブする価値があります。

しかし、そうでない人にギブすると、リターンが返ってくる確率は極めて低いのです。


4. よくある誤解:ビジョンに惚れても支払いは別問題

ビジョンに共感して受注したくなる――これはよくある感情です。

私自身も、ワクワクする案件に心を動かされてきました。

しかし、現実問題として「支払ってもらえない」相手との仕事は、結局ただのボランティアで終わります。

「好き」だけでは続かない。お金をもらえて初めて、価値ある仕事になる。

この視点を常に持っておくことが、経営者にとっての「防衛力」です。


5. 最後に:成功よりも「守り」の判断が未来を作る

今回紹介した内容は、すべて私自身の実体験です。だからこそ断言できます。

  • 一見魅力的でも受注しないべき案件はある。

  • 「お金を払ってくれるか?」は、すべての前提条件。

  • 気になる違和感は、たいてい正しいサイン。

多くの人が、自分で失敗して初めて気づきます。私もそうでした。

ただ、これを読んだあなたが、同じ轍を踏まずに済むなら、これほど嬉しいことはありません。

「この案件、受けるべきか迷ってます…」

そんなときは、ぜひお気軽にご相談ください。

※こちらの記事は、2025年5月頃に撮影しました下記弊社YouTube動画を元に作成しております。

 

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