ハイブリッドモデルによる事業構築ロードマップ(年商3000万〜8000万円を目指す)
2025.5.16
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- 代表取締役浦谷 将太
- 南山大学を卒業後、Web制作、AIチャットボットKUZEN、アプリ受託開発、ITコンサルティング事業に累計約6年間携わり、営業経験は約10年。
2021年に株式会社Desafiosを設立し、Webアプリ開発、セールスマーケティング支援、コンサルティング、DX支援事業を行う。
アプリ開発やWeb制作プロジェクトでは、PMやPMO、コンサルタントとして、プロジェクトマネジメントやコンサルティング、COO代行業務などを担当し、クライアントの目標達成に向けて尽力している。受託案件実績は200件以上。
カスタマーサクセスの精神を大切にしながら、顧客のビジネス成長を支援。
- 所有資格
- 宅地建物取引士、日商簿記2級
目次
1. はじめに
2. 「ハイブリッドモデル」とは何か?
3. デサフィオスの紹介と創業者の経歴
4. 何度も失敗した男の体験談
5. 失敗から学んだことと改善プロセス
6. 実践のための具体的ステップと目安期間
7.フェーズ別ロードマップ
8.アウトバウンド営業の極意(失敗→成功パターン)
9.よくある疑問Q&A
10.最後に:理想の働き方を形にする
1. はじめに
この記事では、ハイブリッドモデルによる事業構築のロードマップについて、
年商1000万円から8000万円以上を目指す上での具体的なステップや考え方を解説していきます。
ウェビナーでお話した内容をベースに、実体験に基づく生々しい話も交えながら、
書籍やネットでは得られないようなリアルな情報をお届けします。
目標達成は多くの人が繰り返し挑戦し、失敗を経験するテーマです。
計画があっても実行でつまずいたり、途中でモチベーションが下がったり。
理由はさまざまですが、共通するのは「具体的な成功の道筋を描けていない」ことです。
本記事では、何度も失敗を重ねた私が見つけた「成功の方法」を詳細に解説します。
2. 「ハイブリッドモデル」とは何か?
ハイブリッドモデルとは、オンライン完結型をベースに、
インバウンドとアウトバウンドの営業手法を組み合わせた収益モデルのことです。
このモデルの最大の特徴は、「個人スキル×仕組み化×分業化」を組み合わせることで、
少数精鋭でも高利益率を実現できる点にあります。
以下のような要素を持ちます:
- 営業・受注のフローはデジタルで構築
- 集客はYouTubeやSNSなどを活用(インバウンド)
- 必要に応じてアウトバウンド型の新規開拓も実施
- 案件は外注やパートナーと分業化
- 自身は営業・ディレクション・戦略設計に集中
メリット
・独自性が高まり競合との差別化が可能
・複数の収益源を持てリスク分散ができる
デメリット
・管理が複雑になりがち
・リソース配分を誤ると効率低下の可能性も
3. デサフィオスの紹介と創業者の経歴
私が代表を務める「デサフィオス(Desafios)」は、「挑戦」という意味を込めた社名です。
創業から現在まで、WEB制作・アプリ開発の受託を中心に事業を展開してきました。
3期目となる現在は、受託開発に加えて、コンサルティングや企画支援などにも本格的に参入しています。
私のキャリアの歩み:
- 愛知県の大学を卒業
- カナダで1年半ワーキングホリデー(WEB制作を現地で経験)
- 日本帰国後、チャットボットベンダーで営業職を2年
- 独立し、受託開発・コンサルティングへ
4. 何度も失敗した男の体験談
私は起業初期に、年商数千万円の壁を何度も超えられませんでした。
【具体例】
・最初の受注目標に対し、アプローチ数が不足し案件が集まらず売上が伸び悩む
・営業手法を模索しすぎて、行動が散漫になり成果が出ない
・資金繰りの計画ミスで一時的に経営が苦しくなる
失敗の根本原因は「目標を達成するための具体的行動計画が曖昧であった」ことにあります。
5. 失敗から学んだことと改善プロセス
失敗からの改善は以下の流れで進めました。
1. 目標を細分化
大きな目標を小さな目標に分け、達成感を積み重ねる
2. 行動計画の具体化
「何をいつまでにやるか」を明確に書き出す
3. PDCAサイクルの徹底
行動後に必ず振り返り、改善点を洗い出す
4. モチベーション維持の工夫
仲間と目標共有、報酬設定、休息計画も組み込む
【具体的成功体験】
例えば、週単位で営業件数を決めて必ず達成する習慣をつくり、着実に受注数を増やせました。
6. 実践のための具体的ステップと目安期間
ステップ | 具体的行動例 | 目安期間 | 成功の指標 |
---|---|---|---|
目標設定 | SMARTの法則に則った目標設定 | 1週間 | 目標が明確かつ測定可能か |
小目標の細分化 | 週単位・日単位のタスクに分割 | 2週間 | 毎週の達成率80%以上 |
行動計画の作成 | タスクに期限・優先順位をつける | 1週間 | 計画通りに実行できているか |
PDCAの徹底 | 定期的に振り返りと改善を実施 | 継続的 | 問題点の発見と改善策の実行 |
モチベーション管理 | 仲間との共有・報酬設定・休息計画の導入 | 継続的 | 継続的に行動を継続できているか |
7.フェーズ別ロードマップ
-
フェーズ1:1000万円未満(独立直後〜)
課題:
そもそも受注が安定しない
案件の獲得が知人ベースや紹介頼み
価格交渉で単価が上がらない
打ち手:
営業・商談・提案の型を確立する
自分の「勝ちパターン」業種や業務に特化
プロフィールや提案資料の磨き込み
固定報酬+成果報酬型の提案へシフト
-
フェーズ2:1000万〜3000万円(事業化への転換)
課題:
自分一人のリソースに限界が来る
提供価値が受託のみで、単価に上限
再現性のある受注フローがない
打ち手:
外注化・業務委託パートナーの活用開始
「受託」+「提案/支援型コンサル」のハイブリッド化
営業フローをSaaS的に型化(提案資料・商談トーク統一)
LP・ブログ・noteなどで受注チャネルを拡張
-
フェーズ3:3000万〜5000万円(利益率・継続性の強化)
課題:
案件が取れても利益が薄い、粗利30%以下
稼働に追われて次の打ち手を仕込めない
人を雇用するにはまだ不安
打ち手:
固定契約+継続性のある支援形態へシフト(例:月額顧問型)
低稼働×高単価な案件構成(例:営業代行×DX設計)
「営業代行」から「仕組み提案」にステージアップ
提携パートナーやクローザー活用で営業自動化
-
フェーズ4:5000万〜8000万円(スケール&資産形成)
課題:
仕事を回す人材・体制不足
自分のプレイヤー稼働に依存している
節税や投資など次のテーマが不明確
打ち手:
分業体制(営業/実務/PM)を構築
資産性のあるストック型事業の立ち上げ(例:不動産・投資・スクール)
代表不在でも案件が回る「受注→実行→請求」フローの確立
法人化2社目 or 資産管理会社で節税と投資開始
フェーズを超えるための重要キーワード
「分業」×「自動化」×「継続性」
自分にしかできないこと vs 任せることを分ける
低工数で回る仕組みを先に設計しておく
人材採用より「外注スキーム」の方が柔軟に利益が出る
8.アウトバウンド営業の極意(失敗→成功パターン)
・ありがちな失敗
いきなり営業して「案件ありませんか?」と聞く
自分の売りたいものをそのままぶつける
ニーズがある企業をリサーチせず当たる
・成功パターン
「相手が成果を出せる」具体例を提示
初回接点では売らない。まず「相談ベース」
無料診断や情報提供コンテンツを活用して関係構築
ターゲット企業を絞って、相手視点での提案資料を送付
9.よくある疑問Q&A
Q1. 目標が大きすぎて不安です。どうすれば?
→ 小さな達成可能な目標に分けると不安が軽減されます。
Q2. モチベーションが続きません。
→ 仲間との共有や達成ごとの報酬を設定しましょう。
Q3. 途中で計画が変わっても大丈夫?
→ PDCAを回し、柔軟に計画を修正することが成功の鍵です。
10.最後に:理想の働き方を形にする
このロードマップは、私がゼロから事業を立ち上げ、安定と自由を両立する仕組みを作る中で、
何度も失敗と改善を繰り返してきた過程の集大成です。
「プレイヤーとして限界を感じている方」「次のステージへ行きたい方」にとって、
今どのフェーズにいるのかを見直し、次に打つべき打ち手を整理するヒントになれば幸いです。
もっと詳しく知りたい方、個別に壁打ちしたい方は、お気軽にお問い合わせください。
→ DX支援・営業設計・顧問型サポートのご相談も承っています。
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