受託開発案件での成功事例と営業改善のヒント~年商1億円を目指すための営業戦略とは~

2025.9.16

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受託開発案件での成功事例と営業改善のヒント~年商1億円を目指すための営業戦略とは~
代表取締役浦谷 将太 
南山大学を卒業後、Web制作、AIチャットボットKUZEN、アプリ受託開発、ITコンサルティング事業に累計約7年間携わり、営業・事業経験は約10年。
2021年に株式会社Desafiosを設立し、Webアプリ開発、セールスマーケティング支援、コンサルティング、DX支援事業を行う。
アプリ開発やWeb制作プロジェクトでは、PMやPMO、コンサルタントとして、プロジェクトマネジメントやコンサルティング、COO代行業務などを担当し、クライアントの目標達成に向けて尽力している。
受託案件実績は200件以上。
システム受託系企業を中心に経営支援を行い、
月商200~500万円の達成をはじめ、初の融資調達、スタッフ採用、黒字決算、資金繰り改善、複数案件受注(ラボ開発・SES・受託・映像など)、営業の仕組み化・組織化など、具体的な成果を創出。
2022年より不動産賃貸業を開始。累計20棟の戸建てを取得し、自社で宅建業も展開。金融機関13行との取引実績を持ち、累計調達額は9,450万円に達する。
カスタマーサクセスの精神を大切にしながら、顧客のビジネス成長を支援。
所有資格
宅地建物取引士、日商簿記2級

目次

  1. はじめに
  2. 成功事例: 中小企業との連携による成果
  3. 信頼関係の構築と経営者同士の接点
  4. 営業戦略とリスクマネジメント
  5. フォーム営業改善による反響率向上
  6. 柔軟な提案型営業の重要性
  7. 経営的視点での営業活動
  8. まとめ

1. はじめに

ビジネスを拡大するには、単なる営業活動ではなく

信頼を軸にしたパートナーシップの構築が欠かせません。

特に法人営業の領域では、提案の質や進行スピード、契約リスクの把握が結果に大きな影響を与えます。

本記事では、弊社代表・浦谷が実際に受けた経営相談をベースに

営業プロセスの改善や成約に至った事例を紹介しながら、営業戦略のポイントをお伝えします。


2. 成功事例: 中小企業との連携による成果

ある案件では、経営者との直接的なコミュニケーションが可能な企業と協業し

スムーズな受注に繋がりました。

こうした中小規模の企業は、迅速な意思決定や柔軟な対応が可能であるため

営業サイドとしても提案を前に進めやすくなります。

特に、社長や意思決定者が現場レベルでプロジェクトに関与している企業は

提案から契約までのスピードが速く、実行フェーズへの移行もスムーズです。

このような環境では、

営業担当者の提案力やタイミングが、結果を左右する重要なファクターになります。


3. 信頼関係の構築と経営者同士の接点

中小企業との取引において成果を出すには、単なる価格や条件ではなく

「信頼」に基づいたコミュニケーションが求められます。

特に、経営層同士が初期段階から関わることで

プロジェクトのビジョンや方向性が共有されやすくなります。

弊社では、契約前に明確な条件提示と支払いフローの確認を行うことを推奨しています。

たとえば、初期段階で前金や一部着手金を受ける形を整えることで

両者のリスクを軽減し、より安心してプロジェクトを進めることが可能となります。


4. 営業戦略とリスクマネジメント

受託案件では、契約後のトラブルを避けるためにも、営業段階でのリスク管理が欠かせません。

特に「契約=リスクゼロ」ではなく、「入金をもってリスク低減」と捉えることで

営業担当者の安心感が高まり、より前向きな活動が可能になります。

また、取引先の信用確認や入金スケジュールの明確化は

営業プロセスの中でも軽視できないポイントです。

予防的に契約条件を整えることで、後々の回収リスクや納期トラブルを避けることができます。


5. アウトバウンド営業改善による反響率向上

お問い合わせフォームや営業メールは、最初の接点でありながら

改善によって大きな効果をもたらすポイントです。

例えば、開発リソースを社内で直接確保できる点や

柔軟な契約形態に対応可能なことを明記するだけで、他の競合との差別化が図れます。

また、文章のトーンや情報量を見直すことで、返信率・商談化率の向上が期待できます。

細かい文言調整でも成果に大きな違いが出るため、定期的な見直しが推奨されます。


6. 柔軟な提案型営業の重要性

近年は、提案営業において「フル稼働型」だけでなく

「部分的な関与」「短期集中対応」といった柔軟な選択肢を提示することで

相手企業からの評価が高まる傾向にあります。

たとえば、「月間●時間程度なら柔軟に対応可能です」といった提示は

規模の小さな企業にとっても導入のハードルを下げ、成約に結びつきやすくなります。

相手の状況や制約に応じた提案が、信頼関係構築にもつながります。


7. 経営的視点での営業活動

営業は単なる「売る行為」ではなく、相手の課題を把握し、伴走する姿勢が重要です。

弊社代表の浦谷も、営業の現場においては経営者目線での判断や提案を重視しています。

特に、経営者自身が営業に関与することで、相手企業からの信頼を得やすく

プロジェクトの本質に踏み込んだ提案が可能となります。

営業活動においても、「一緒に成長するパートナー」としての在り方が、長期的な関係構築の鍵となります。


8. まとめ

本記事では、実際の経営相談をベースに、中小企業との協業による成功事例や

営業プロセス改善のヒントを紹介しました。

特に、信頼関係の構築・リスクマネジメント・提案の柔軟性といった要素は

どの企業にも活かせる内容です。

もし、営業体制の見直しや提案の質を向上させたいとお考えであれば

ぜひ弊社の営業支援・コンサルティングサービスをご検討ください。

豊富な実績と実務経験をもとに、貴社の営業課題をともに解決してまいります。

株式会社Desafios

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