【個人事業主 / 1人社長 不安をなくす】”一次請け”として仕事を受注する方法！元請け案件獲得ノウハウ

 

代表取締役：浦谷 将太　

南山大学を卒業後、Web制作、AIチャットボットKUZEN、アプリ受託開発、ITコンサルティング事業に累計約6年間携わり、

営業経験は約10年。

2021年に株式会社Desafiosを設立し、Webアプリ開発、セールスマーケティング支援、コンサルティング、DX支援事業を行う。

アプリ開発やWeb制作プロジェクトでは、PMやPMO、コンサルタントとして、プロジェクトマネジメントやコンサルティング、

COO代行業務などを担当し、クライアントの目標達成に向けて尽力している。受託案件実績は300件以上。

カスタマーサクセスの精神を大切にしながら、顧客のビジネス成長を支援。

 

所有資格：宅地建物取引士、日商簿記2級

 

※こちらの記事は、2024年5月頃に撮影しました下記弊社YouTube動画を元に作成しております。

 

システム開発業界で一次請けとして直接クライアントから仕事を受注することは

多くの個人事業主や1人社長にとって目指すべき目標です。

しかし、その道は決して簡単ではありません。

本記事では、私自身が二重請けから一次請けに移行した際の具体的なプロセスや、必要な営業力

マーケティング戦略について解説します。

1. 二重請けと一次請けの違い

二重請けのメリットと課題

二重請けでは、他の一次請け会社を通じて案件を受注するため、クライアントとの直接的なやり取りが少なく、責任範囲も限定的です。

 

例えば、システム開発の一部工程に集中することで、専門スキルを発揮しやすいメリットがあります。

しかし、以下の課題があります：

 

• 価格交渉権が少ない
• 提案の幅が限られる
• 一次請け企業に依存しがち

 

 

一次請けのメリットとプレッシャー

一方、一次請けではクライアントと直接仕事をするため、以下のメリットがあります：

 

• 収益性が高い
• 提案や企画の自由度が増す
• クライアントとの関係構築が可能

 

しかし、一次請けには高いプレッシャーも伴います。

クライアントの期待に応え、プロジェクト全体を管理する責任があるため

業界知識や対応力が求められます。

 

2. 二重請けから一次請けに移行するためのポイント

営業力の強化がカギ

二重請けの場合、営業は比較的シンプルです。

実績やスキルを一次請け企業にアピールすることで、仕事を受注できるケースが多いです。

しかし、一次請けを目指す場合、営業アプローチを大きく変える必要があります。

 

具体的な営業戦略：

 

• ターゲットを明確化：自分のサービスを必要とする業界や企業を特定する。
• 課題解決型の提案：例えば、美容業界向けアプリ開発を狙う場合、“このアプリで売上が20%向上する”など具体的な提案を行う。
• パッケージ化：料金プランや提供内容を明確にし、クライアントがイメージしやすい提案資料を準備する。

 

 

適切なマーケティング投資

一次請けを成功させるためには、マーケティングにも投資する必要があります。

具体的には：

 

• リード獲得：広告や紹介サービスを活用して、見込み客と出会う機会を増やす。
• 信頼の構築：ブログやSNSで業界知識を発信し、自社の専門性をアピール。
• 口コミや紹介の活用：過去のクライアントからの評価を共有し、信頼性を高める。

 

 

3. 一次請け営業の具体例

成功例：結婚式プランナーを例に考える

例えば、結婚式の撮影業務を請け負うフリーランスカメラマンが一次請けになる場合を考えてみます。

 

• 二重請けの営業：結婚式企画会社に“このような撮影スキルがあります”とアピール。
• 一次請けの営業：直接新郎新婦に向けて、“この価格でこのクオリティの写真が撮れます”と具体的なプランを提案。

 

一次請けになるためには、クライアントのニーズを正確に把握し、全体のプランを提示する力が求められます。

4. 元請け案件獲得に向けたステップ

1. 明確なポジショニング

まず、自分の得意分野を明確にし、どのような価値を提供できるかを整理します。

 

2. リレーション構築

見込み顧客とつながるために、以下を実施：

 

• 業界イベントへの参加
• SNSでの交流
• メールマーケティング

 

3. 提案力の向上

案件ごとに具体的な提案書を作成し、クライアントの課題に寄り添った解決策を提示します。

 

4. 実績の積み上げ

最初は小さな案件からスタートし、徐々に実績を積み上げて信頼を得ます。

 

まとめ

二重請けから一次請けへ移行するためには、営業力の強化とマーケティング投資が不可欠です。

クライアントの課題を理解し、具体的な提案を行うことで、信頼を築き上げることができます。

あなたも今日から、一次請け案件獲得に向けた一歩を踏み出しましょう！

 

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