【実録】500万赤字!?請負契約を軽く見てた、、赤字から学ぶ魅力と落とし穴
2025.3.31
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- 代表取締役浦谷 将太
- 南山大学を卒業後、Web制作、AIチャットボットKUZEN、アプリ受託開発、ITコンサルティング事業に累計約6年間携わり、営業経験は約10年。
2021年に株式会社Desafiosを設立し、Webアプリ開発、セールスマーケティング支援、コンサルティング、DX支援事業を行う。
アプリ開発やWeb制作プロジェクトでは、PMやPMO、コンサルタントとして、プロジェクトマネジメントやコンサルティング、COO代行業務などを担当し、クライアントの目標達成に向けて尽力している。受託案件実績は200件以上。
カスタマーサクセスの精神を大切にしながら、顧客のビジネス成長を支援。
- 所有資格
- 宅地建物取引士、日商簿記2級
目次
- はじめに
- 請負契約とは?
- 500万円の赤字の原因
- 見積もりのミス
- リーダーのミスマッチ
- 人材の問題
- 契約の不備
- 仕様変更への対応
- 失敗から学んだ教訓
- 見積もりの精度を上げる
- 適切なプロジェクト管理
- 優秀な人材の確保
- 契約の見直し
- クライアントとの認識統一
- 請負契約の魅力
- 発注者の視点
- 請負契約成功のためのポイント
- まとめ
1. はじめに
ソフトウェア開発において、請負契約は一般的な契約形態ですが、適切に管理しないと大きな赤字を生むリスクもあります。本記事では、実際に500万円の赤字を出した経験をもとに、その原因や学んだ教訓、請負契約の魅力について解説します。
2. 請負契約とは?
請負契約とは、発注者が事前に決めた金額でシステム開発などの成果物を発注し、受注者が納品する契約形態です。納品後の保証期間が設定されることもあり、発注者にとっては費用が確定するメリットがありますが、受注者にとっては見積もりミスや追加作業が発生すると赤字になるリスクがあります。
請負契約には、以下の特徴があります。
- 納品物に対する責任:受注者は納品物の品質を保証する責任を負います。
- 追加作業の発生:仕様変更やバグ修正が発生した際、契約に明記されていないと追加費用が発生しないまま作業を行うことになります。
- 発注者と受注者の関係:納品までの過程で発注者との関係性が重要となり、適切なコミュニケーションが求められます。
3. 500万円の赤字の原因
見積もりのミス
本件では、見積もり段階で開発費用を1000万円と設定しましたが、実際には1500万円かかってしまい、500万円の赤字になりました。受注を優先するあまり、低めの見積もりを提示したことが原因です。
また、見積もり時のリスク評価が甘く、開発にかかる追加工数を考慮できていませんでした。例えば、テスト期間の延長や、データ移行作業の追加など、想定外の作業が増えたことが影響しました。
リーダーのミスマッチ
プロジェクトマネージャー(PM)の適性がプロジェクトと合っておらず、期待値の管理が不十分でした。適切なリーダーがいないと、スケジュール遅延やクオリティの低下を招き、結果的にコスト超過につながります。
人材の問題
営業トークで「この人なら大丈夫だろう」と思って採用したエンジニアが、実際にはスキル不足だったケースもあります。適切な人材配置をしないと、作業効率が落ち、無駄なコストが発生します。
契約の不備
契約書の内容が曖昧で、発注者とのトラブルにつながりました。たとえば、バグ修正の範囲や対応期限が明記されておらず、無償で修正対応を求められることが増えました。契約段階で明確にしておくべきポイントを見落としたことが赤字の原因となりました。
仕様変更への対応
プロジェクト途中で仕様変更が頻繁に発生しましたが、それに対する追加費用の取り決めがなかったため、すべて無償対応となりました。受注時に想定していなかった機能の追加が求められ、結果的に開発期間が延び、コスト増につながりました。
4. 失敗から学んだ教訓
見積もりの精度を上げる
見積もりの精度を上げるためには、過去のプロジェクトデータを活用し、リスクを考慮した上で現実的な金額を設定することが重要です。また、発注者との期待値調整を行い、後から追加作業が発生しないよう契約内容を明確にする必要があります。
適切なプロジェクト管理
PMがしっかりとプロジェクトを管理し、クライアントと認識のズレがないようにすることが重要です。適宜報告し、問題が発生した際には速やかに対応できる体制を整える必要があります。
優秀な人材の確保
エンジニアやPMのスキルを見極め、適切な人材を配置することがプロジェクト成功の鍵です。スキルチェックや過去の実績を踏まえた採用プロセスを構築することが求められます。
契約の見直し
契約段階で「仕様変更が発生した場合の追加費用」を明記することが重要です。また、バグ修正や保証期間の範囲も詳細に取り決め、曖昧な表現を避けることでトラブルを防ぐことができます。
クライアントとの認識統一
プロジェクト開始前に、クライアントと開発範囲や納品基準について十分に話し合い、ドキュメント化しておくことでトラブルを防ぐことができます。
5. 請負契約の魅力
赤字のリスクがある一方で、請負契約にはメリットもあります。受注者側の裁量が大きいため、プロジェクト管理が適切に行われれば利益を確保しやすくなります。また、効率的に作業を進めれば、時間あたりの単価を上げることも可能です。
6. 発注者の視点
発注者側からすると、請負契約は予算管理がしやすく、追加費用の心配が少ないためメリットがあります。しかし、外注する際には開発パートナーの選定が重要であり、適切な業者を選ばないと品質が担保されないリスクがあります。
7. まとめ
請負契約は適切に管理すれば利益を生み出すビジネスモデルですが、見積もりミスや人材の選定ミスがあると赤字に陥るリスクもあります。今回の経験から、見積もりの精度向上、適切なプロジェクト管理、優秀な人材の確保が重要であることがわかりました。
※こちらの記事は、2025年3月頃に撮影しました下記弊社YouTube動画を元に作成しております。
【実録】500万赤字!?請負契約を軽く見てた、、赤字から学ぶ魅力と落とし穴
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